子育てはただでさえストレスが多いもの。さらに同居家庭では義父母の介入がからみます。 年代や立場の違いからくる価値観の違いは大きなストレスになります。
同居歴18年の私が、義父母の子育て介入を減らすための3つのアイデアをご紹介します。
子育ての主導権の所在を明確に!
まずは子育ての主導権はあくまでその子の両親にあることを日頃から主張しましょう。
特に義父母へのアピールは、息子である旦那さんに率先してやってもらいましょう。嫁が物申すより、我が子(義父母にとっては息子である旦那さん)の意見の方が聞き入れてもらいやすいからです。
そのためには何より、夫婦の意見が一致していることが肝要です。
子育ての第一の目標は一致していますか?話し合える関係ではないのなら、そこから手をつけるべきかもしれません。
なぜなら2人の子どもです。同居の問題以前に、親である2人がどう育てていきたいのかがある程度一致している必要があります。
義父母に現代の子育ての常識を知ってもらおう!
義父母の時代では常識だったことが今では非常識、ということもよくある話です。
自分から進んで現代の子育てについて情報を集めている義父母もおられるようですが、ごく少数です。
もしも今の育児について学ぶ意欲がある義父母だったらラッキーです。孫育ての書籍が沢山出ていますし、いろんな地域で祖父母手帳(ダウンロード版)も発行されています。しかし、義父母と子育てで揉めてからでは渡しにくいものです。可能であれば出産前に渡せるとスムーズです。
対して、経験者である自分の知識に対して強固な自負がある義父母の場合、この方法は逆効果になります。そんな時には情報をうまく使いましょう。
例えば、完全母乳育児以外は認めないと主張された場合には「お義母さんの好きなあの女優さんは、こういう理由でミルク育児を肯定されてましたよ」など。なかなか一筋縄ではいかないものですが、試してみる価値はあります。ただし、その場限りの適当な嘘は御法度です。
子育てで頼りたい部分を明確に伝える
義父母に対して、子育てのどの部分のサポートをお願いしたいか、具体的に伝えることも大切です。もちろんこちらの都合を押し付けるのでは受け入れてもらえません。
こちらの都合ではなく、義父母の得意なことをサポートしてほしいとお願いして頼りにしていることを告げるのです。自分こそが孫のために最上のものを提供できる、と力を発揮する場面を限定させるのです。
「お義母さんは人付き合いが上手だから、今後ママ友との関係とかで悩んだら相談に乗ってくださいね!」とか「じいちゃんは理数系得意だから、息子が大きくなったら勉強教えてやってくださいね」など。
あまりに頼られないと、色々手出し口出ししておせっかいを焼きたくなるもの。頼りにしているけど今では無いことがらを、上手にお願いしておきましょう。
コメント